みなさんんこんにちは、けんけんです。
今回は相続税の一部で
特別枠があるものを紹介をしていきます。
利用をする際に後から
課税をされてしまう場合もありますので
私がわかる注意点も踏まえながら記事の作成をしました。
質問もいくつか頂いたので、
それも交えながら記載していきます。
先に注意点を伝えておきますが
今回の情報はあくまで、2021年7月現在の情報です。
相続税、贈与税も少しずつ改悪が進んでいますので
必ず非課税枠は調べてから行いましょう。
わからなければ、税務署に連絡をすると
丁寧に教えてくれます。
それではいつもどおり結論から入らさせていただきます。
- 孫への教育資金として贈与
- 教育資金贈与の注意点
- 家の購入の際の贈与
- 家の購入の際の贈与の注意点
孫への教育資金として贈与

30歳未満のお孫さんへ
教育資金の贈与ができます。
1人あたり1500万円があります。
使える用途は
入学金、授業料、寮費、通学交通費、修学旅行代、給食費になります。
あくまで教育に関わる部分になるので注意をしてくください。
もし違うものに利用したことが発覚した場合は
あとから課税されますので注意してください。
教育資金贈与の注意点

上記で上げましたが、
まずは教育資金の贈与になりますので、
教育資金に関わる部分のみの利用が大前提です。
そして注意をしないといけないのが
30歳までにしっかり使い切らないといけないということです。
それまでに使用をしていない分に関しては
課税されてしまいます。
計画的に受け取ったお金を
利用していきましょう。
必要なタイミングで
都度お渡ししていくのも一つの方法です。
例えば学校が決まればある程度
必要な金額がわかるので
その学校で使用をする資金を渡すということです。
入学から卒業まで500万かかるのであれば
それを入学時点に
入学祝いの代わりにお渡しするイメージです。
そうすることで、30歳までに使い切れなくて課税されるという心配がなくなります。
ここはよく話し合って
どうしていくのかを決めていくことをオススメします。
教育資金贈与が2021年から厳しくなった点に注意

2021年の教育資金の贈与の非課税枠に
変更点ができました。
今までは3年以内の贈与を受けたもので
使い切れていない部分が課税対象になっていました。
ですが、これに対して3年以内にかかわらず
使い切れていない教育資金すべてに対して
贈与者がなくなられた場合は課税をされることになりました。
そのため、教育資金を渡すときは
何かあってもよいように受け渡しの際には
必要額のみ渡すことが大事です。
自分が渡す側になったときも
ここを注意をしないと
自分に何かがあったときに子供たちに
課税対象のお金を残してしまうことになるので
注意をしてください。
使用をしていなければよいですが
使用をしてしまっていた場合
大きな金額の税金を払うことになりますので
注意して下さい。
家の購入などの場合の非課税特別枠

住宅取得の際の贈与税の非課税枠は
最大で1500万円までが非課税になります。
ただし受け取る人が
20歳以上で年収が2000万以下であることが条件です。
状況により変わりますが
消費税が10%の場合は
長期優良住宅の認定対象であれば1500万円まで
それ以外は700万円まで。
個人が売り主の中古住宅の場合は
長期優良住宅でも、
1000万円、それ以外は500万円が非課税枠になっています。
一般的にホームメーカーさんや
工務店さんで購入をする場合は問題ありません。
もし不安がある場合はホームメーカーさんなどに
問い合わせをしましょう。詳しく知っているはずです。
家の購入などの贈与の注意点

上記でもあげた20歳以上で年収が2000万以下の条件は
必ず満たすようにして下さい。
その上で非課税枠を利用をすることになります。
ただし注意点ですが、
あくまでいまだしている数値は2021年12月までの数値です。
この枠は例年少しずつ縮小をされています。
そのため、最新の数値を確認をしてから行うようにしましょう。
ただし、今年に限っては上方修正されました。
ただし、その前が3000万円という時期もあったので、
ここは単純に良くなっているが、
数年前と比べると改悪は進んでいる
ということは把握が必要です。
少しずつ調整が入ってきていますので
注意をしながら行いましょう。
金額も大きいので
申告を漏れていると税務署の目にもとまります。
かならず調べてから行いましょう。
まとめ

今回は相続税の生前贈与の
特別枠の話をメインでしていきました。
ほかにもいくつか通常の枠として
行われているものがあるので
そちらの話もまた記事の更新をして
話をしていこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
大事な相続の話なので
少しずつこういうところも行っていく必要がありますので
コツコツ勉強をしていければと思います。
みなさんの節約、倹約生活を応援しています。
ありがとうございました!!
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